巨人・テームズがデビュー戦でまさかの右アキレス腱断裂…長期離脱か 

苦痛に顔をゆがめ、担架で搬送されるテームズ

デビュー戦でまさかの〝リタイア〟だ。巨人の新助っ人エリック・テームズ外野手(34)が、27日のヤクルト戦(神宮)に「6番・左翼」で来日後初となる一軍出場を果たすも、3回の守備の際に右足を負傷。「右アキレス腱断裂」の重傷を負ってしまった。

3回にオスナが同点の左前打を放った際、バウンドした打球に合わせる形で軽くジャンプしたテームズは、右足をややひねるような形で着地。瞬間的に苦悶の表情を浮かべて倒れこむと、うずくまった立ち上がることができなかった。

すぐさま担架でグラウンドの外へ。100キロ近い巨体を動かすべく、9人がかりで運び出されていったが、指揮官やナインもその様子をぼう然とした表情で見守るほかなかった。

交代後、救急車で都内の病院へ搬送され精密検査。「右アキレス腱断裂」と診断された。これには原監督も「うん、まあしょうがないですよな、なんというかね」と言葉少な。期待の大型助っ人が、わずか1試合で無念の離脱となった。

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