セルヒオ・ラモスが実業家として本田も真っ青の成功ぶり

セルヒオ・ラモス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードで主将を務める同国代表DFセルヒオ・ラモス(35)が実業家として大成功を収めている。

スペイン誌「ドンバロンローザ」は「セルヒオ・ラモスは成功した実業家であり、5億ユーロ(約650億円)の財産を成している」と報じ、ピッチ外でのらつ腕ぶりを特集した。

「彼が父親と一緒に経営している不動産事業、世界チャンピオンのユカタンなどを有する馬産事業、バンクシーやフアン・ジェノベスなどのコレクションを持つ絵画の販売などがある」と柱となっている3つの事業を紹介。中でも最近特に力を入れているのが馬産だ。

「数年前から馬への情熱が非常にあり、今では彼のスタッドは最も収益性の高いビジネスだ。最近、彼はけがで離脱している時間を使ってアラモを買収した。昨年W杯で優勝したチャンピオン馬だ」と指摘。現在は障害飛越競技の馬を中心に事業を展開している。

サッカー界ではマンチェスター・ユナイテッドを率いた名将アレックス・ファーガソン元監督が名馬ロックオブジブラルタルを所有したオーナーということは有名な話。ほかにも競走馬を所有するケースも多いだけに、将来的には競馬界への参入にも期待が高まる。

日本のサッカー界で有名な〝実業家〟といえば元日本代表MF本田圭佑(34=ネフチ・バクー)だが、荒稼ぎぶりはセルヒオ・ラモスに軍配か。

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