前田3被弾5失点で2敗目 インディアンス勝率5割復帰

【ツインズ4-7インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

ツインズは前田健太が先発したものの、6回途中までに6本の長打を含む8安打を浴びて5失点。自己ワーストタイの7失点を喫した前回登板に続いて3本のアーチを浴び、今季2敗目(1勝、防御率6.56)を喫した。一方のインディアンスは先発のアーロン・シバーリが8回途中までに8安打を浴びながら4失点に抑える粘りのピッチングを見せ、ツインズに7対4で勝利。今季の成績を11勝11敗として勝率5割復帰を果たした。

1回表にネルソン・クルーズのタイムリー三塁打などで2点を先制してもらった前田だったが、1回裏にホゼ・ラミレスに6号ソロ、2回裏にはフランミル・レイエスにも6号ソロを浴び、あっという間に同点。3回裏にはセザー・ヘルナンデスの二塁打で二死2塁のピンチを招き、ラミレスにタイムリー二塁打を浴びて勝ち越しを許した。3対3の同点で迎えた6回裏にはレイエスに7号勝ち越しソロを被弾し、続くジョシュ・ネイラーに二塁打を許したところで降板。ネイラーがジェイク・バウアーズのタイムリー二塁打で生還したため、前田には5失点が記録された。

ツインズは8回表にバイロン・バクストンの7号ソロで1点差に詰め寄ったものの、クローザー失格となったアレックス・コロメイが8回裏に登板して4つの四死球で押し出しにより6点目を献上。コロメイをリリーフしたホルヘ・アルカラもジョーダン・ループロウに押し出し死球を与え、3点ビハインドとなった9回表はあっさり三者凡退に終わった。エースとクローザーの不振もあり、今季ここまで7勝15敗と苦しい戦いを強いられているツインズ。浮上にはしばらく時間がかかるかもしれない。

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