敵多し!? 丸川VS小池に田崎史郎氏「小池さんは誰とでも因縁の対決になる」

小池氏(左)と丸川氏

東京五輪・パラリンピック中の医療体制について、都と国の連携が取れていないことが露呈してしまった丸川大臣の発言が大きな話題になり、ネットなどで批判が集まっている。

丸川氏は27日の会見で、オリ・パラ中の医療提供体制が、東京都からいまだ提示されていないとして「そろそろお示しいただきたい」と、ややイラついた表情で小池都知事に苦言を呈した。丸川氏によると、2週間ほど前に都に説明を求めていたという。

これに対して小池知事は「実務的には詰めている。いずれにしてもコミュニケーションをしっかり取っていく必要がある」と、丸川氏とは話していないことを自ら明かしてみせた。

この2人の〝因縁〟は5年前の東京都知事選にさかのぼる。自民党にケンカを売る形で出馬した小池氏を丸川氏が「チームプレーができない人はいりません!」と声高に非難していたのは周知のとおりだ。

今回のバトルに、TBS系ワイドショー「ひるおび」に出演した政治評論家の田崎史郎氏は「丸川さんが悪い!と言い切れる問題ではなくて〝小池さん、いかがなものか〟と思っている方が結構多いわけです。因縁の対決なんて出てますけど、誰とでも因縁の対決になるんじゃないかという気がします」と敵の多さを指摘した。

本当に東京五輪は大丈夫なのか?

© 株式会社東京スポーツ新聞社