うっ血性心不全の天龍源一郎が退院「早くプロレスを観たい!」

天龍源一郎

3月19日から「うっ血性心不全」のため入院していたミスタープロレスこと天龍源一郎(71)が28日に退院した。

天龍は3月初旬から動悸、足の浮腫み、息切れなどの体調不良が見受けられたため、検査を受けた結果「うっ血性心不全」と診断され、入院していた。緊急性は伴うものの、命に別状はなく一定期間の安静を「入院治療」とされていた。

天龍は「皆様、大変ご迷惑をお掛けしましたが、今日無事に自宅に戻りました。今回の件で最善を尽くしてくれた病院の皆さんには感謝しています。そして、ご理解をいただいた関係者の皆さん、ファンの皆さん、再始動に奮起してくれた天龍プロジェクトの選手、スタッフにも感謝しています」と天龍プロジェクトを通じコメントした。

さらには「長い入院生活でしたけど、ちょっとずつ調子を上げて、気候も良くなったことだし元気いっぱいに無理せず、やっていきます! 今の気持ちは、早く試合の会場に行って、プロレスを観たい! そう思っています!」と語った。

天龍は入院当時、自身のブログで「自分自身も突然のことで驚いていますが、これもまた生きろ! と言われたのだと思って前向きにとらえるしかありません」とコメントしていた。その言葉を証明する通り、鬼のような回復力で無事に退院の運びとなった。

天龍プロジェクト(嶋田紋奈代表)も25日新木場大会から再スタートを切ったばかり。今度はリング上で元気な姿を披露する時が、一日も早く待たれるところだ。

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