カーショウ7回無失点 ドジャースの連敗は3でストップ

【レッズ0-8ドジャース】@ドジャー・スタジアム

2019年7月以来となるホームでの被スイープの危機を迎えたドジャースだが、エースのクレイトン・カーショウが7回4安打無失点の好投でチームを救った。打線はレッズ先発のソニー・グレイに対して6回途中までに11三振を喫したものの、ジャスティン・ターナーの6号ソロなどで2点を先行。8回裏にはクリス・テイラーのタイムリー三塁打など4本のタイムリーで6点を追加し、ドジャースの連敗は3でストップした。

33歳のカーショウは開幕6先発で4勝2敗、防御率2.09の好成績をマーク。直近5先発に限れば防御率1.09と素晴らしい成績を残している。この試合では普段よりもスライダーを多投し、キャリアで初めてスライダー(39球)の投球数がフォーシーム(29球)の投球数を上回った。無失点に抑えた先発登板は通算83試合目。これは1920年以降のライブボール時代では、ランディ・ジョンソンと並ぶ6位タイとなっている。

カーショウが好投を続けるなか、打線は2回裏に無死1・3塁のチャンスを作り、ルーク・レイリーの併殺打の間に1点を先制。3回裏には二死からターナーに6号ソロが飛び出した。その後はなかなか追加点を奪えなかったが、8回裏にレッズのリリーフ陣を攻め、二死1塁からテイラーのタイムリー三塁打とAJ・ポロックのタイムリーで2点を追加。さらに二死満塁からマット・ベイティとムーキー・ベッツが連続タイムリーを放ち、終わってみれば8対0の快勝だった。

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