ベンゲル氏がパリSGを酷評 欧州CL準決勝第1戦「精神的に崩壊」と指摘 

ベンゲル氏(ロイター)

J1名古屋や名門アーセナル(イングランド)を指揮した名将アーセン・ベンゲル氏(71)が昨季CL準優勝のパリ・サンジェルマン(フランス)を酷評したと英紙「デーリー・メール」が伝えている。

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦(28日=日本時間29日)でパリSGはホームでマンチェスター・シティー(イングランド)に1―2で敗戦。同紙によると、ベンゲル氏はビーインスポーツで「1―1となり、PSGは完全に崩壊した。彼らは感情的になり、愚かな方法で攻撃的になった。非常に興味深かったのは、PSGが精神的に崩壊したのを見れたことだ」と語ったという。

その原因について名将は「これは、このチームが(フランス)リーグで8試合負けた結果でもある。1―1のとき、チームは多くのゲームを失ったことを知っている。彼らがリーグで無敵だった前のシーズンとは異なっている」と指摘した。

その上でベンゲル氏は「CLの準決勝でマンチェスターCが同点に追いついたときに自信が大幅に低下し、精神的な影響が大きすぎたことがわかった」とコメントしたという。世界的名将にメンタル面の課題を突き付けられたPSG。悲願の欧州制覇に向けて第2戦(5月4日=同5日)で巻き返せるか。

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