乙武洋匡氏がGWの新幹線予約席増の記事に疑問「どういう意図なのだろう」

乙武洋匡氏

作家でタレントの乙武洋匡氏が29日、ツイッターでゴールデンウイークの新幹線予約席数をめぐる記事のタイトルに疑問の声をあげた。

これは共同通信が流したもので「GWの新幹線予約席1万席増 宣言でも減らず」というタイトルがついている。

GW期間(4月28日~5月5日)と、緊急事態宣言前を比較し、約1万席、4・2%と増えたという内容。しかしながら記事の末には「2019年と比べて4分の1程度の低い水準」と記している。

つまり、例年のGWより大幅に減ったが、宣言前よりは増えているというわけで、乙武氏は「『2019年の予約状況と比べると依然として4分の1程度と低い水準になっている』にもかかわらず、記事タイトルを『予約1万席増 宣言でも減らず』としているのが興味深い」と首をひねった。

続けて「どういう意図なのだろう」とつづり、記事の真意を測りかねている様子だ。

これについてフォロワーからは「ミステリー小説ばりのトリック」「批判の方向に煽りたいだけ」といった声や「緊急事態宣言の効果が出ていないことを伝えたいとわかる」などの投稿が寄せられている。

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