C・ロナウド〝レイプ訴訟〟 告発した元モデルが約85億円請求

C・ロナウド(ロイター)

イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)を2009年にレイプで告発した元モデルのキャスリン・マヨルガさんが5650万ポンド(約85億3000万円)を請求していると、英紙「ミラー」など、各メディアが報じた。

同紙は、新たに発表された裁判所の文書の内容について報道。マヨルガさんはC・ロナウドに対し「過去の痛みと苦しみ」に1800万ポンド(約27億1000万円)、「将来の痛みと苦しみ」に1800万ポンド、懲罰的損害賠償に1800万ポンドを要求。さらに裁判費用などを合わせ合計5650万ポンドを求めているという。

C・ロナウドは性交を否定していないものの、暴力的だったという告発を認めていない。そんな中、マヨルガさんは2010年に刑事訴訟を起こさないために約27万ポンド(約4070万円)の契約にサインすることに同意。しかし3年前、マヨルガさんは米ラスベガスで民事訴訟を起こし、現在まで〝戦い〟は続いている。

同紙によると、マヨルガさんサイドは裁判所に60人以上の証言リストを提出しているという。また、かねてC・ロナウドは「レイプは、私が信じているすべてのものに反する忌まわしい犯罪です」とコメントしているが、今回、巨額請求が判明したことで訴訟の行方が注目されそうだ。

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