雲仙出身のボートレーサー 北村寧々選手プロデビュー

5月にプロデビューする雲仙市出身の北村選手=大村市役所

 ボートレーサー養成所(福岡県柳川市)を今春卒業した長崎県雲仙市吾妻町出身の北村寧々選手(19)が、5月6日に大村ボートレース場(大村市玖島1丁目)でプロデビューする。デビュー戦を前に4月28日、大村市の園田裕史市長を訪ね、抱負を語った。
 スポーツを仕事にすることに憧れていたという北村選手は、過去にボートレーサーを目指していた父親らの勧めで養成所を受験。全国から応募があった1053人中、合格者51人という難関を突破し、昨年4月に入所した。
 「勢いがあり、観客を楽しませる選手を目指したい」と話す北村選手に園田市長は、「大村は全国からも注目されるレース場。1日も早く代表する選手になって活躍を」と激励。デビュー戦に向け北村選手は「スタートを安定させるのが現在の課題。気張りすぎず、無事故完走を目標に頑張りたい」と意気込んだ。
 市競艇企業局によると、長崎支部所属のレーサーは59人で、うち女性は8人となった。


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