山尾志桜里議員への批判収まらず 永田町では衆院選「方針転換」情報も流れる

批判集中の山尾氏

国民民主党・山尾志桜里衆院議員(46)の〝厚顔無恥〟な政治姿勢に与野党から資質を問う声が上がっている。

山尾氏は週刊文春で議員パスの公私混同利用が報じられ、ツイッター等で謝罪に追い込まれた。加えて当人はダンマリを決め込んでいるが、“不倫略奪”した倉持麟太郎弁護士(38)との交際継続、さらに倉持氏の元妻Aさんの自死まで報じられた。

「Aさんの家族は山尾氏を名指しして説明責任を求めています。国会議員ではなく、人として道義的責任が問われる事態ではないのか」とは与党関係者。

山尾氏は4年前の不倫疑惑で立憲民主党を離党。その後、国民に合流した。次期衆院選では比例東京ブロックの単独1位での立候補を表明しているが、今回のスキャンダルで逆風は必至だ。

そんな中、永田町では30日に山尾氏が比例東京ブロックだけでなく「都内選挙区からの立候補を模索中」との衝撃情報が駆け巡った。政界関係者が声を潜めて明かす。

「都内選挙区から出馬を予定している立民の女性議員が病気で倒れたというんだ。それを聞いた山尾陣営が選挙区の地元企業を訪れ、支持の根回しを始めたという。手薄な選挙区ならばイケると踏んでいるのか…」

永田町特有の“怪情報”かもしれないが、それを聞いて「彼女ならやりかねない」となってしまうのが、山尾氏の恐ろしいところだ。

衆院選で国民はどのようなジャッジを下すのか――。

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