竜キラーのはずが… 巨人・今村が5回途中4失点で降板 ビシエドにとどめの2ラン許す

ビシエドに一発を浴び悔しさをにじませる巨人・今村

〝竜キラー〟がまさかの降板となった。巨人の今村信貴投手(27)が1日の中日戦(東京ドーム)に先発し、5回途中4失点で降板した。ここまでこのカード6連勝中と〝お得意様〟だっただけに、悔やまれるマウンドとなった。

前回登板となった4月25日の広島戦に続き、5回をもたずしてマウンドを降りた。初回は2つの空振り三振を含む三者凡退で抑えたものの、以降は苦しい投球が目立った。

4回には木下の適時打で先制を許すと、相手先発・小笠原にまで適時打を放たれてこの回、計2失点。5回にはビシエドから2試合連続弾となる2ランを被弾し、マウンド上で苦しい表情を浮かべた。

続く高橋を右捕邪飛に打ち取ったところで、救援・田中にバトンタッチ。試合前には「月の始めにチームがいい流れに乗れるように頑張ります」と意気込んでいた左腕だったが、残念な結果となった。

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