イタリア1部ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の孤立化傾向が強まっている。
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、ここ数試合の状況を「ロナウドは神経質でイライラしている。いつもよりも諦めが早く、闘争心がない。チームメートとも距離を置いている。(4月25日の)フィオレンティーナ戦では無関心な様子が見られ、これは心配な兆候だ」と指摘した。
さらにこんな様子もあるという。「ピッチ外で孤立しており、彼はますますユベントスから離れているようだ。昔からそういう様子はあったものの、チャンピオンズリーグで敗退した後、最近はその傾向に拍車がかかっている」
4月11日のジェノア戦ではチームの勝利にもかかわらず、味方がチャンスでパスをくれずに自身がノーゴールだったせいか、試合後にユニホームを地面に投げつけ、ロッカールームの壁にパンチをしたりと大荒れだった日もあった。この行為は批判を浴びたが、すでに〝心ここにあらず〟なのかもしれない。
ロナウドを巡ってはスペイン1部レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が“出戻り”を否定。イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド復帰などがささやかれている。