シーズン終盤に伝統のダービー勃発!マンU、本拠地で相性の良いリバプール撃破を狙う 〜第34節プレビュー〜

 シーズン終盤にマンチェスター・ユナイテッドとリバプールによる“ノースウェスト・ダービー”が勃発。引き分け以下に終わればマンチェスター・シティの優勝の可能性もあり、マンUは絶対に負けられない戦いでリバプール撃破を狙う。

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欠場者情報
マンチェスター・ユナイテッド
・アントニー・マルシアルやフィル・ジョーンズは膝の負傷により、リバプール戦ではピッチに立てない。

リバプール
・エバートンとのダービーで前十字靭帯を損傷したフィルジル・ファン・ダイクは、今シーズン絶望に。
・ジョー・ゴメスやジョーダン・ヘンダーソンが膝を痛め長期離脱となり、今シーズン中の復帰を目指しリハビリを続けている。
・ジョエル・マティプはトッテナム・ホットスパー戦で足首の靭帯損傷の大ケガに。手術を必要とし、今シーズン絶望となった。
・ナサニエル・フィリップスはハムストリングの負傷で、ディボック・オリギは筋肉系を痛め欠場となった。

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マッチプレビュー
マンチェスター・ユナイテッド
 リバプールとのホームゲームでは、公式戦ここ15試合で1敗しかしていないマンU。今シーズンの直接対決では1勝1分と黒星を免れており、1シーズンで3回以上勝負して負けなければ1998-99シーズン以来となる(2勝1分)。またマンUは今シーズンのリーグ戦で7度スコアレスドローを演じ、1980-81シーズンに次いで多い数字に。今季プレミアでは最も多く無失点試合を成し遂げている。

リバプール
 1月のFAカップでマンUに敗れたリバプールは、今節黒星を喫すれば2014年から2016年に4連敗して以来の連敗となる。ユルゲン・クロップ監督は敵地オールド・トラフォードで未だ勝てておらず(6戦4分2敗)、自身のキャリアで最も白星から遠ざかっているスタジアムだ。1月のFAカップでマンUに2得点を挙げたモハメド・サラー。同一シーズンの異なる試合でマンUとのアウェイ戦で2ゴール以上決めれば、リバプールでは100年前のハリー・チェンバース以来の快挙となる。

シーズン終盤の伝統のダービー勃発 Photo Getty Images

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