東京女子プロレスのエース・山下実優(26)が秒殺でのプリンセス・オブ・プリンセス王座取りを誓った。
無観客開催される4日の東京・後楽園ホール大会で王者・辰巳リカへの挑戦を控え、無観客配信大会(1日)ではタッグマッチで前哨対決。辰巳のドラゴン殺法やスリーパーにはうまく対応したが、蹴り技封じを目的とした脚攻めに苦戦を強いられた。
低空ドロップキックをヒザに叩き込まれ、動きが鈍くなる場面も。最後はパートナーの小橋マリカ(19)が辰巳のホワイトドラゴンスリーパーーで敗れ、王者を勢いづかせてしまった。
それでも山下は「警戒していたことだけど、めちゃくちゃ過ぎる。リカがどういう姿勢で戦いにくるのか分かった」と冷静に語った。
王座戦でも同様に脚を狙われることは確実だが「最初に封じられると動けなくなる。なら仕掛けられる前に倒しちゃえと考えている」とした上で「時間をかけて戦うのはやばい。申し訳ないけど秒殺もあり得る」と予告。「4日までに回復させてしっかりと仕上げたい」と誓ったエースが決戦本番で巻き返す。