巨人のジャスティン・スモーク内野手(34)が好調をキープしている。
1日の中日戦(東京ドーム)では5打数2安打1打点をマークし、出場した4試合で打率5割3分3厘(15打数8安打)、1本塁打、2打点としている。この日は中日先発左腕の小笠原に対して右打席で2回と6回にそれぞれ安打を放った。ただ、1打席目の打球は左中間フェンスを直撃する長打コース。スモークも一塁ベースを蹴って進塁を試みたが、相手の中継プレーに阻まれ、あえなく二塁でタッチアウトとなった。
試合後、元木ヘッドコーチはスモークの打撃面について「柔らかい良いものを持っているよね。たまたまじゃなくて、溜めて打っているから状態は良いと思います」と評した一方で、走塁面の質問に及ぶと「走塁っていうか、足が遅せえんだよ。しょうがない」とズバリと指摘した。
スモークはメジャー通算196本塁打を誇る長距離砲。元木ヘッドが「それで足が速かったらすごい選手だよ」と語ったように、とてつもない助っ人だ。こうなったら、走らなくて済むようにサク越え連発を期待したいところだが…。