ドジャース大勝 ベイティが7打点、ポロックは8打点

【ドジャース16-4ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

ブリュワーズ4連戦の最初の3試合をいずれも落とし、今季2度目の3連敗となったドジャース。開幕15試合で13勝2敗のあと、13試合で3勝10敗と急失速し、4連戦をスイープされる危機に瀕していたが、4連戦の最終戦は2回までに2本のグランドスラムが飛び出すなど打線が爆発。6番マット・ベイティと7番AJ・ポロックの2人が合計15打点を叩き出す大暴れを見せ、16対4で大勝して被スイープを回避した。

ドジャース打線はメジャー初登板初先発のアレック・ベッティンガーに対して1回表に二死満塁のチャンスを作り、ベイティのタイムリーとポロックの3号グランドスラムで5点を先制。2回表には二死満塁からベイティにも1号グランドスラムが飛び出した。3回裏にジェイコブ・ノッティングハムの1号ソロで1点を返されたが、4回表にはベイティが2点タイムリー。ポロックは6回表に4号3ラン、8回表にもタイムリー二塁打を放った。

ドジャースが1試合に2本のグランドスラムを放つのは球団史上4度目であり、2000年5月21日(現地時間)のマーリンズ戦でショーン・グリーンとエイドリアン・ベルトレイが放って以来21年ぶり。また、ベイティは6打数4安打7打点、ポロックは6打数3安打8打点の大活躍を見せたが、1900年以降、複数の選手が7打点以上を記録するのはメジャー全体で6度目の快挙となった。4月24日(現地時間)の再昇格後、17打数9安打の活躍を見せているベイティは試合後、「自信がついてきた。成功を重ねるにつれて自信もついてくるし、バッターボックスでも快適に過ごせているよ」と充実感をにじませた。

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