「お客さんがいるなかで、新型BRZで優勝する姿を見せたい」と井口卓人【第2戦GT300予選会見】

 静岡県の富士スピードウェイで開催されている2021スーパーGT第2戦。5月3日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人と山内英輝が予選日を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

井口卓人

Q1担当/ベストタイム:1分35秒963

「素直にほっとしております。岡山では予選Q1で敗退するという、新型BRZのデビュー、そして僕自身の走りも含めてほろ苦いものになったので、今回に向けてチームもそうですし、山内選手も色々とサポートをしてくれました」

「練習走行からすごい良い流れできて、Q1もトップで山内選手につなげたので、ようやくこの新型BRZの本来の速さを見せられる走りができるようになってきたなと思います。明日の決勝もこの調子で良い流れを繋げられるように精一杯頑張りたいなと思います」

「このゴールデンウィークでは本来の人数は入れないかもしれないですけれど、お客さんが入ってるなかで、やはりこの新型のBRZで優勝する姿を見せたいですし、本当に『速いBRZ』というのを、この予選までに見せられたので、明日も山内選手とチームと一緒にしっかりとタスキをつないで、また笑顔でこの場に戻って来られたら嬉しいなと思います。頑張ります」

2021スーパーGT第2戦富士 井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)

山内英輝

Q1担当/ベストタイム:1分35秒343

「僕自身も非常に嬉しいです。岡山からここに来るまで井口選手といろいろとふたりで話をして、その結果、チームともしっかり話をして、今後どうしていけばいいかという話ができ、その流れからこの結果だったので、非常に満足をしています」

「私事なんですけども最近子供が生まれました。その子供に、また妻にも捧げられたポールポジションかなと思うので、本当にそれを準備してくれたチームの皆であったり、井口選手のQ1のコメントも的確でしたし、本当にみんなに感謝したいなと思います」

「もう本当にピットの戦略であったり、コース状況というのはチームが一番分かっていると思うので、僕たちはもうコースでいかに後ろを引き離して、いかにコースで稼いでくるかというのが大事だと思います」

「あとはもう一生懸命走って、チームとダンロップさんのパフォーマンスを信じて全力で頑張れば自ずと結果はついてくると思うので、1周1周全力で集中して頑張りたいと思います」

2021スーパーGT第2戦富士 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)

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