4月からフリーに 沢口愛華「朝ドラに出たい!」 野心を胸に単身上京へ

心機一転!決意を語る沢口愛華

令和のグラビア女王・沢口愛華(18)が3月いっぱいで所属していた名古屋の芸能事務所を退所し、心機一転、東京で新たに芸能活動のスタートを目指すことになった。現在、フリーとなった沢口は今後の活動に向けた抱負と決意を熱く熱く語った。

――2020年に発売された雑誌で最も多くの表紙を飾った女性タレントを表彰する「第7回カバーガール大賞」では乃木坂46の白石麻衣、齋藤飛鳥らを抑えて大賞を含む4冠を獲得した

沢口 多くの人に知ってもらえるきっかけになったのはすごく良かったと思いますし、そういう形で結果が出たということは自分にとっても心の支えにもなりました。「こういう表情が見れてうれしい」とか「笑顔もしっとりした感じもすごく好きだよ」とちゃんと伝えてくれるファンの方がいることが頑張れる源にもなったと思います。

――高校を卒業したのに続いて、3月いっぱいで名古屋の所属芸能事務所も退所した

沢口 名古屋で高校3年生まで活動して、それから東京で心機一転、新しくスタートしたいと思い決めました。

――所属していた事務所は「円満な形での退所ですし、これからも応援しています」と言っている

沢口 すごく大切なものや、芸能界の厳しさなど教えていただいて感謝しています。名古屋でのアイドル活動では先輩に対する敬意だったり後輩への思いやり、そして人間関係など全てのことが今も自分の中ですごく響いているというか、今後生きていくうえで必要なものを学べたんじゃないかなと思います。

――現在はフリーで活動している

沢口 フリーの立場でお仕事をお受けしているんですけど、まだ新しいことに手を出すのは怖いので、もともと関係があったところとのお仕事を中心にやっています。

――仕事の交渉や打ち合わせも自分で?

沢口 母がやってくれてます。メールを受けて、内容を相談しながら決めています。

――ギャラの交渉もやらなくてはいけない

沢口 そうなんです。母もそれが一番困っていて…。フリーは大変ですね。お受けできるお仕事とできないお仕事があるので、どういうふうにお断りを入れたらいいのかって考えると難しい。

――これからの予定は

沢口 今、新しい所属事務所を探していて、決まり次第、上京したいと考えてます。名古屋が大好きなんですけど、オーディションのこととかを考えると東京に早目に行きたいなっていうのもあるし。

――東京の芸能事務所から声は掛かっている

沢口 はい、いくつかお話をいただいていて。まだ全部お会いできていないので、全てお話をおうかがいしてから最終的な判断を下したいなと思ってます

――新しい事務所に入って東京でやりたいことは

沢口 やっぱり女優業を目指してきたので、女優になる基礎を固めたいというのがあります。もちろんグラビアも続けていきたい。グラビアの世界も次々と新しい子が出てきてます。その中で一味違ったちゃんとしたものを見せられるように頑張っていかなきゃと思ってますね。

――1人で現場に行くのは怖くない?

沢口 今は声を掛けてくださった事務所の方とお会いすることが中心でフリーになってから現場に行くのは初めてでした。

――上京する際は家族も一緒に行く?

沢口 1人で行きます。

――東京で住みたい街、憧れている街は

沢口 高円寺です。以前、東京での仕事終わりにマネージャーさんと行ったことがあって古着のお店に行きました。あわただしくなくてゆったりした時間が流れている街じゃないですか。そういうところがいいなと思います。

――名古屋を離れるのはさびしい

沢口 名古屋は住みやすいし、本当にいいところだと思います。名駅(名古屋駅)で購入できる伊勢名物「赤福」が東京では買えないのがつらいですね。大好きなんです。でもアグレッシブに動けるのは今だと思うので。先日、お仕事でお世話になっている女性の編集の方に「沢口は自分の意見を全然言わないけど、これからはそれがないとダメだよ。上に行く人というのはちゃんと明確な意思や目標がある。そういうものをちゃんと持ちなさい、見つけなさい」と言われたんです。その時に色々考えて思ったのは「朝ドラに出たい」ということでした。祖父も祖母も朝ドラを毎日見てるんですよ。いつか朝ドラに出演して「愛華が出てる」とビックリしてもらえるように頑張りたいですね。

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