中日・根尾の満塁弾に両親も感謝「先輩選手たちが塁に出ていただいたおかげ」

中日・根尾昂

4日のDeNA戦(バンテリン)に「8番・左翼」で先発出場した中日・根尾昂内野手(21)が待望のプロ第1号を満塁本塁打で飾る快挙を達成。テレビ中継を観戦していたという父・浩さん(54)、母・実喜子さん(54)がコメントを寄せた。

右翼スタンドへ打球が吸い込まれた瞬間について浩さんは「最初は犠牲フライになるかなと思っていたんですけど、入ってくれて良かったです」とし「本人はいつも必死で1点でも取りにいって次につなげようとやっているので、打たせてもらったと言いますか、本当に皆さんのおかげです」と喜んだ。

今後について「まだプロでの生活も始まったばかりなので、とにかくけがなくやってほしいと思います」と話した。

浩さんとともに医師の実喜子さんは「何よりコロナで大変な中で仕事として野球をやらせてもらっているので、その中で、バンテリンドームナゴヤで打てて、親としてありがたいです。本人の頑張りもあるとは思いますが、先輩選手たちが塁に出ていただいたおかげです」と感謝の言葉を述べた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社