ソフトバンク・東浜はファームで3被弾6失点 変化球の精度に課題を残す

東浜巨投手

右肩の不調などでファーム調整が続いているソフトバンクの東浜巨投手(30)が5日、ウエスタン・広島戦(タマスタ)に先発した。

一軍復帰が近づく右腕は7回途中6失点(自責5)で、満塁弾を含む3被弾。真っすぐの最速は149キロと球威に問題はなかったが、変化球を含めた精度に課題を残した。球数は一軍昇格の目安となる100球以上をクリアする109球。

倉野ファーム投手統括コーチは「(球数は)一つの安心材料。あとは明日以降の体の状態を確認して。もともとリハビリで出遅れているので、コンディション度外視で進めることはできない。(一軍昇格は)そこを見ながらの話し合いになる。今回が最終チェックかというとそうではない」と、登板後の状態を見極めた上で慎重な判断が必要との認識を示した。

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