デーブ・スペクター氏 バッハ会長をぼったくりバーに「1兆7000億円請求しよう!」

デーブ・スペクター氏

テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が6日、ツイッターを更新。コロナ禍の中、東京五輪強行開催に突き進む国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)に皮肉を述べた。

デーブ氏は「米ワシントンポスト紙が東京五輪中止促し、IOCバッハ会長らを『ぼったくり男爵』と呼ぶ→バッハ会長来日の際は、新宿のぼったくりバーに連れて行き、1兆7000億円を請求しましょう」とジョークを飛ばし「これで中止しても元が取れるね」と結んだ。

かつてないエコな“コンパクト五輪”を標榜した東京五輪だったが、あれよあれよという間に予算が膨れ上がり、さらにコロナ禍が追い打ちをかけた。当初の6倍に上る1兆7000億円が見積もられている。

史上最も経費がかかっているうえ、観客収入が見込めないため、莫大な損失を出すのは避けられない。これらは公的資金でまかなわれることになる。デーブ氏はこのところ、国民の命より五輪開催を優先する政府、IOCの姿勢を厳しく批判している。

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