【ホンダLPGA】渋野日向子は初日4アンダーで14位発進

渋野日向子

【タイ・チョンブリ6日発】ゴルフの米女子ツアー「ホンダLPGA」(サイアムCC=パー72)初日、渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、1ボギーの68で回り14位でスタートした。畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)、上原彩子(37=モスバーガー)と河本結(22=リコー)は3アンダーの20位だった。64で回ったアタヤ・ティティクル(18)とパティ・タバタナキット(21)の地元タイ勢が首位。

「先週は4日間何もできなくて、悔しい1週間」と〝ブービー〟に終わった結果を振り返る渋野。今週もほぼ同じ出場人数(72人)で、同じく予選落ちのない試合は1番パー5でボギー発進としてしまう。

だが2番ですぐにバーディーを奪うと、7番では3メートルを入れてここもバーディー。

後半は、10番パー5は2打でグリーン近くまで運び、13番は2メートル。17番も3メートルを決めるバーディーで4アンダーとして、トップ10が目前に迫ってきた。

だが「(2オンを)狙っても、刻んでも難しい」と話していた18番パー5では2打目が中途半端な攻めになり、距離のあるバンカーに入れてしまう。

ここからグリーンに届かずパーのフィニッシュとなったが「今の調子としてはすごく上出来」と振り返った。

この日はフェアウェーを2回しか外さず「自分の中で納得いくショットがあったのでよかった」と話し「パーオンしなくてもパーが取れるゴルフを」と、ボギーを減らすゴルフをすることを2日目以降の課題に掲げた。

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