週末は西日本から東日本で広く黄砂飛来のおそれ 車や洗濯物への付着、交通障害に注意

7日(金)午後4時の衛星画像

 華北から朝鮮半島にかけて黄砂が観測されている。

 日本列島にも7日(金)夜から8日(土)にかけては、西日本から東日本の広い範囲で黄砂が予想されるため、注意が必要だ。

 華北から朝鮮半島にかけて黄砂が観測されており、視程が5キロメートル未満となっている所がある。

 7日夜は西日本で、8日(土)は西日本から東日本の広い範囲で黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となる見込み。

 所によっては視程が5キロメートル未満となるおそれがある。

8日(土)午前6時の黄砂の予想[上]と黄砂濃度と視程及びその影響の大まかな関係(参照 気象庁HP)[下]

 視程が5キロ未満になると、車や洗濯物などの表面への付着が目立ち始めるくらいの濃度になっている可能性がある。

 屋外では所により黄砂が付着するなどの影響が予想され、視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれもあるため、注意が必要だ。

※視程とは、水平方向で見通しの効く距離。

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