巨人で出場機会が激減している吉川尚輝内野手（２６）が、８日、イースタン・リーグ西武戦（カーミニーク）で満塁弾を放った。
一軍練習日に「２番・二塁」で試合参加すると３点を追う２回、二死満塁で西武先発・本田の１３５キロの直球をフルスイング。逆方向の左翼へ満塁弾となった。吉川は球団を通じ「チャンスだったので積極的にいきました。逆転という最高の結果になり良かったです」と振り返った。
昨季は二塁の定位置で初の規定打席に到達した吉川だが、今季は若林の台頭もあり出場機会が激減。４月２８日のヤクルト戦（神宮）を最後に、スタメンから遠ざかっていた。広い守備範囲は吉川の武器だが指揮官からは打撃面の課題を指摘されていた。吉川が今後もアピールを重ねていく。
