【フロリダ州タンパ7日(日本時間8日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会で、セザーロ(40)が因縁のセス・ロリンズ(34)に勝利。PPV「レッスルマニア・バックラッシュ」で王者ローマン・レインズ(35)のユニバーサル王座に挑戦することが決定した。
オープニングに王者レインズ(withポール・ヘイマン=55、ジェイ・ウーソ=35)が登場すると、SD追放となったダニエル・ブライアン(39)に“追悼10カウント”を行って、ジェイの双子の弟ジミー・ウーソ(35)を呼び込んだ。
そこへセザーロも現れレインズに反発するも、背後からロリンズに襲撃されて乱闘に発展。スタッフが止めに入る中、テディ・ロング(73)が姿を現し「もしセザーロがロリンズに勝てば、PPVでのユニバーサル王座挑戦権を獲得できるぞ」と2人の試合に条件を付けた。
双子のウーソズが見守る中で試合開始。セザーロのアッパーカット連打からクローズラインに対し、ロリンズもスーパープレックスからファルコンアローで反撃して、白熱の攻防を展開する。
終盤にはロリンズが「助けは必要ない。ほっといてくれ」と介入を狙うジェイを突き飛ばし、怒ったジミーがスーパーキックでロリンズに報復した。
ここでセザーロがクロスボディーでジミーを沈め、最後はニュートラライザー(変型フェイスバスター)をロリンズに叩き込んで3カウント。PPV「レッスルマニア・バックラッシュ」で王者レインズとユニバーサル王座戦で激突することが決定した。
さらに、エンディングではセザーロが、リングでジミーともめるレインズに奇襲を仕掛け、ニュートラライザーをレインズとジェイに叩き込んでKO。大荒れ模様となった。
PPV「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間17日にWWEネットワークで配信される。