虎ドラ2伊藤将司 誕生日に思い出の横浜で“メモリアルだらけ”の3勝目

ヒーローインタビューに答える伊藤将司(8日、横浜スタジアム)

阪神のドラフト2位左腕・伊藤将司投手(25)が8日のDeNA戦(横浜)に先発登板。8回6安打5三振1失点の内容で3勝目をマークした。開幕から無傷の3連勝は、球団新人としては1984年の池田親興以来、37年ぶりの快挙だ。

高校時代(横浜高)の3年間を当地・横浜で過ごした若き俊英が、思い出の地で存分に躍動した。制球がさえわたり、許した四死球は0。変化球を効果的に織り交ぜ、前夜の同戦で12点を挙げ勢いに乗る強力ベイ打線を、硬軟併せた投球で終始翻弄した。

奇しくもこの日は自身の誕生日。バースデー勝利を挙げた左腕は、お立ち台で「最高の誕生日ですし、両親も喜んでくれていると思う。高校時代は横浜スタジアムでお世話になった。プロになってもここでプレーできたことがうれしい」と笑顔をはじけさせた。

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