中日・根尾がマルチ安打で打率2割に “ライバル”広島・小園も3安打の活躍

ともにスタメン出場で活躍を見せた同級生の中日・根尾(左)と広島・小園

中日・根尾昂内野手(21)が8日の広島戦(バンテリンドーム)で3打数2安打2得点と活躍。今季3度目のマルチ安打で打率を2割に乗せた。

「8番・左翼」でスタメン出場した根尾は3回一死から一、二塁間を破って出塁すると、大島の左前適時打で先制のホームイン。先頭打者として打席に入った7回には中越え二塁打を放ち、マルチ安打を記録した。「最後四球をとった打席(8回一死二、三塁)も、もちろん打ちたかったですが、4打席とも内容は良かったと思います」と根尾自身も打撃内容には納得の表情。「どんどん状態は上がってきている。チャンスに強い、粘り強さは出てきている」と与田監督からの信頼度も日ごとに上昇している。

この日は高校時代からのライバルである広島・小園海斗内野手(20)も「8番・遊撃」で先発出場。3安打2得点の活躍でチームの勝利に貢献した。2018年ドラフトでは共に4球団から1位指名されて入団した根尾と小園。中日ファンとカープファンにとって2人の成長はこれからの大きな楽しみとなりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社