横浜市は8日、市内18区役所の窓口業務システムが同日午前9時の開庁から2時間近く稼働せず、転入や転出に伴う住民登録などの手続きができなかった、と発表した。第2土曜日は午前中を開庁日としているが、システムを運用する業者のミスで閉庁日の設定になっていた。少なくとも来庁した市民の手続き約300件に影響したとしている。
市によると、同日午前8時15分ごろに職員が出勤した際、システムが稼働していないことに気付いた。業者に連絡し、午前10時50分すぎに全面的に復旧した。
影響が出たのは、各区役所の戸籍課と保険年金課が扱う住民登録や国民健康保険、介護保険などに関する手続き。処理できなかった書類はその場で受け取り、後日郵送などで対応するとしている。
