女子ゴルフの国内メジャー「ワールドレディスサロンパス杯」最終日(9日、茨城・茨城GC東C=パー72)、単独首位から出た高橋彩華(22=東芝)は74とスコアを落とし、通算10アンダーの5位に終わった。
3打のリードを持って、今年3度目となる首位で迎えた最終日だったが、今回も初優勝にはつながらなかった。前半のうちに大里桃子(22=伊藤園)に並ばれると、後半の12番パー4では2打目をグリーン奥に外してダブルボギー。終盤の15、16番では連続ボギーとし、優勝した西村優菜(20=スターツ)とはこの時点で5打差となった。
「以前(の優勝争いで)はショットが乱れて崩していたけど、最近はパットが決まらなくてリズムが作れていないので、もうちょっとパターを強化しようと思います」
優勝争いから脱落した後の17、18番は意地の連続バーディーでフィニッシュ。「次につながると思います。優勝争いをするごとに内容は良くなっているので、今年のうちに1試合ぐらいはものにできるように、また明日から練習を頑張りたいです」。初優勝に向け、足りない最後のピースを探していく。