板倉区久々野の温浴施設「やすらぎ荘」周辺のシバザクラが見頃を迎えた。赤や紫、白色の花が地面に咲き誇り、訪れた人を楽しませている。管理する地元の市民団体「みどりやすらぎグループ」によると、見頃は今週いっぱい。
シバザクラは約１万株。病気にかかった株の植え替えや除草などの管理は同グループの他、地元中学生らが担ってきた。
９日は晴天も手伝い、上越市内各地から１２００人以上の家族連れや写真・映像の愛好家が訪れ、色とりどりのシバザクラと新緑とのコントラストを楽しんだ。大潟区から友人と訪れた７０代の女性は「初めて来たが、きれいで、びっくりした」と話していた。
時間は午前１０時から午後５時まで。入り口に箱を設け、入場者にシバサクラ維持保全のため協力金２００円（高校生以上）を求めている。新型コロナウイルス感染防止のため会場内は飲食禁止。やすらぎ荘は火曜定休。
