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長崎県島原市の通学路などで、交通指導員らが市松模様をあしらったおそろいのマスク姿で、子どもたちの登下校を見守っている。人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公が着ている羽織の柄で、子どもも保護者も大喜びだ。
同市萩原2丁目の阿部日出勝さん(82)らが発案。市内の交通指導員全33人が4月から、路上に立つ際に着用している。交通指導員を身近に感じてもらい、交通安全意識の向上をより高めてもらうのが狙い。
緑と黒の四角形を交互に並べた市松模様のマスクの製作には、地元の染物店が協力。約50年、市立第二小(同2丁目)の通学路などで街頭指導を続けている阿部さんは「かっこいいと子どもたちから好反応。会話も弾み、仲良くなるきっかけになっている」とほほ笑む。