センシンロボティクス、SENSYN Drone Hub技術が太陽光発電設備無人点検システム開発に採用

株式会社センシンロボティクスは、同社が提供する「SENSYN Drone Hub」の技術が、エナジー・ソリューションズ株式会社が実施した太陽光発電設備における無人点検システム開発に採用されたことを発表した。

同取り組みは、エナジー・ソリューションズが採択された「令和2年度補正予算 産業保安高度化推進事業費補助金」事業の一環になる。エナジー・ソリューションズは太陽光発電設備における保安力向上・安全性担保・現場作業の省力化・無人化を目標とし、ドローン・AIの新技術を活用して開発・実証を行い、その目標を達成した。

■実証内容

エナジー・ソリューションズ提供のドローン&クラウド太陽光モジュール赤外線検査サービス「ドローンアイ」とセンシンロボティクスが提供している完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN Drone Hub」により、太陽光発電設備を無人で巡視・点検、撮影した赤外線映像等をクラウド上でAIが解析し、発見した故障箇所を含めた点検報告書をユーザーに提供するシステムを開発・実証した。

  • 赤外線検査の飛行スケジュールを設定し、飛行条件下(飛行条件:風速7m/s以下、日射量300W/m以上)による自動飛行
  • 飛行条件を満たせない場合に、再スケジュールして自動飛行することの確認
  • 災害時の現状確認(フェンスの倒壊・土砂流入)を想定し、太陽光発電設備外周の一部に飛行経路を設定し対象ポイントをRGB撮影
  • 撮影データ・気象データをクラウドにアップロードし、ドローンアイ解析ツールAI自動解析から報告書を作成

■成果

▶︎株式会社センシンロボティクス

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