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妙高市内の2件が国登録有形文化財になった。市役所で12日、文化財を所有するえちごトキめき鉄道、新日本電工妙高工場への登録証、登録プレートの伝達式が行われた。
えちごトキめき鉄道の文化財は大田切橋梁(きょうりょう)。明治期の1887年に完成した。深い谷を横断する鉄道橋で、鉄道創業時代の技術水準を示す。
新日本電工妙高工場の文化財は、大正期の1918年建築の赤煉瓦(あかれんが)建屋。妙高高原駅近くにある旧カーバイト工場で、電気化学工業の歴史を伝える。
2件の正式登録は今年2月。伝達式で入村明市長は「先人の足跡を後世に継承していくことが大事」と述べ、活用法を共に検討したい考えを示した。
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同鉄道の石黒孝良常務は「観光に資することができるように考えていきたい」と話した。同工場の湯浅圭輔工場長は「地域振興に何らかの協力をしたい」と話した。