「日本政府にそんな権限あるのか」乙武氏が加藤官房長官の“五輪資格剥奪”発言に反発

乙武氏

作家でタレントの乙武洋匡氏(45)が14日、ツイッターで加藤勝信官房長官の発言にかみついた。

加藤官房長官が衆院内閣委員会で東京五輪・パラリンピックの参加選手に対する行動管理に関して「ルールに反した場合、大会参加資格を剥奪するなど厳しい措置を講じることで、アスリートや日本国民の皆さんをお守りする」と発言。

これに対して「日本政府にそんな権限あるのかな? そもそも行動のルール違反した国会議員は、参加資格を剥奪されてないのにね」と痛烈に皮肉った。

乙武氏はワクチン問題についても「今朝のワイドショーでは#抜け駆け接種なる言葉で報道してたらしい。キャンセル分のワクチンを有効利用するのと、そのまま廃棄するのとどちらがいいのか。答えは明白ではないだろうか?」とツイート。

これにお笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。が「打った打ってないじゃなくて、行き渡らない現状、昭和のコンサートチケット争奪戦のようなシステムがよっぽど気になるの僕だけ?タケオトパイセーン」とツイッターで反応すると、乙武氏は「りんたろー。さんの言うとおり。『1人でも多くの人が短い期間に接種すること』が大事なのに、本末転倒な指摘をして人々の怒りを煽ろうとしてるの、なんだかなと思います」と同意していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社