新庁舎素案への意見公募 佐々町、21日まで

佐々町の新庁舎の外観イメージ図(遠藤克彦建築研究所提供)

 長崎県の北松佐々町は、老朽化に伴い建設する新庁舎の基本設計素案をまとめた。町は素案に対するパブリックコメントを21日まで募集している。町民の意見を集約した上で、基本設計を作成し、実施設計に取り組む方針。
 素案によると、新庁舎は敷地内にある町文化会館前の駐車場に建設。3階建てで、延べ床面積は約3700平方メートル。2022年度に着工し、24年度に完成する予定。総事業費は約25億円。
 新庁舎の1階は住民票などの身近な手続きができる窓口や多目的ホール「さざホール」、2階には企画財政課や総務課などの専門的な行政機能、3階には議場や委員会室などを設ける。
 素案は町のホームページ(HP)や町総務課で閲覧できる。パブリックコメントは町内在住者や町内への通勤、通学者らが対象。ファクスや、郵送、メールで受け付ける。問い合わせは町総務課(電0956.62.2101)。

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