阪神 新人左腕・伊藤将司が巨人戦に先発 プロでは初の東京ドームに「マウンドの硬さも変わっている」

阪神・伊藤将司

伝統の一戦節目の試合は、好調のルーキー左腕が出撃――。きょう15日の一戦で、通算2000試合目を迎える「阪神対巨人」戦に、阪神は24歳の新人左腕・伊藤将司投手が先発する。

ルーキーながらすでに3勝をあげ、先発ローテーションの一角を担っている伊藤将にとって、巨人戦は4月7日の登板で7回1失点とプロ初勝利をあげたゲンのいい相手でもある。

とはいえ、その時の舞台は甲子園で東京ドームではプロ初登板。社会人のJR東日本時代は、都市対抗などで登板経験はあるものの「去年とはマウンドの硬さが変わっているので、そこを意識して投げていければと思います。東京ドームはホームランも出やすい。自分の持ち味でもある低めの投球をより意識してやっていければ」と油断はない。

昭和11年からの続く歴史ある「伝統の一戦」での節目の試合での勝利を、自らの投球で引き寄せるつもりだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社