【WWE】セザーロが王者レインズとのユニバーサル王座戦へ弾み

試合に介入したローマン・レインズ(右)がセザーロを攻撃-((C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ14日(日本時間15日)発】WWEのスマックダウン大会が行われ、セザーロ(40)が、ユニバーサル王座取りへ弾みをつけた。

オープニングに登場した王者ローマン・レインズ(35)とポール・ヘイマン(55)が「セザーロの世界王座戦は0回、俺は39回だ」と、16日(同17日)のPPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」で挑戦を受けるセザーロを侮辱。するとそこへジミー・ウーソ(35)が姿を現した。

レインズは挑発的なジミーに対して「俺は王者でWWEの顔だぞ。お前はセザーロを倒せるのか? やってみろよ」と怒りをあらわにするや、ジミーは「聞いてるか、セザーロ。今日対戦するのはどうだ?」と呼びかける。

セザーロも「もちろんだ。ジミーを倒してPPVの王座戦ではレインズを倒してやる」と強気に返答し、セザーロとジミーがメインで激突した。

試合はセザーロがスープレックスやアッパーカットで攻め込めば、ジミーもスーパーキックからのサモアンドロップで応戦。白熱の攻防を展開した。しかし、終盤にセザーロが追い詰めると、たまらず乱入したレインズがセザーロをポストや解説席に投げつけて、試合は反則裁定に終わった。

試合後、口論となったレインズとジミーを一蹴したセザーロが、「PPVはこうなるぞ!」と王者に見せつけるようにニュートラライザー(変型フェースバスター)2連打で〝レインズの右腕〟ジェイ・ウーソ(35)をKOした。

レインズ対セザーロのユニバーサル王座戦が行われるPPV「レッスルマニア・バックラッシュ」は、日本時間5月17日にWWEネットワークで配信される。

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