【WWE】WWE王座トリプルスレッド戦 最後の前哨戦を巨獣ストローマンが破壊

ストローマンはライバル2人をKOして雄叫びを上げた(©2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【フロリダ州タンパ10日(日本時間11日)発】WWEのロウ大会が配信され、16日の次回PPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」でトリプルスレッド王座戦を行うWWE王者ボビー・ラシュリー(44)と、元王者のドリュー・マッキンタイア(35)がメインのシングル戦で激突するも、もう1人の挑戦者で〝巨獣〟ことブラウン・ストローマン(37)が乱入。試合を破壊して両者を完全KOさせた。

先週大会では王者が巨獣とのシングル対決を制するも、試合後はマッキンタイアがクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)で2人を蹴ちらす大暴れを見せていた。

開始から王者は必殺のハートロック(フルネルソン固め)を狙いに出て、万力のようなヘッドロックで締め上げる。さらにはスピアー、エルボー連打で先制。しかし正統派の元王者は場外でのフロントスープレックスで形勢をひっくり返し、高角度脳天砕きで叩きつけた。

さらに王者入魂のスピアーをコーナーに自爆させ、フロントスープレックスを連打。グラスゴー・キス(顔面への頭突き)からスパインバスターでたたみかける。

しかしクレイモアがヒットした直後に巨獣が乱入。無効試合のゴングが鳴らされた後、マッキンタイアと王者にランニングパワースラムを連打。最後は王者をパワースラムで場外バリケードに叩きつけ、マッキンタイアに3度目のパワースラムを見舞い、完全KOさせてしまった。

PPV大会まであと6日。最後の最後で巨獣が優位に立ち、決戦を迎えることになった。

「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間17日、WWEネットワークで配信される。

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