中日が3連敗で今季最多の「借金7」 与田監督「しっかり力をつけるしかない」

中日・与田監督

中日が15日のヤクルト戦(バンテリンドーム)に、0-5で敗れ3連敗。借金は今季最多の「7」となった。

ヤクルト先発・小川の前にわずか3安打と打線が沈黙。7回一死二塁の場面では4番・ビシエドが二ゴロ、5番・高橋周が三邪飛に倒れバンテリンドームはため息に包まれた。

完投を許した小川の投球数はわずか99球。スタンドのドラゴンズファンが沸く場面はほとんどなかった。

これで今季3度目の完封負け(スコアレスドローが2試合)。ここまでの40試合のうち5試合が得点ゼロではなかなか勢いに乗ることはできない。

与田監督は試合後「結果が(ヒット)3本しか打てなかったということなのでうちがしっかり力をつけるしかない。打線の状態が良くない中で、追い込まれる前に何とか甘いボールを仕留めようと。それがストライクゾーンを仕留められない。というのが今の状況なのでこういう結果が続いていると思う」とコメントしたが、打開策が見えないの現状だ。

首位・阪神の背中を追いかけるどころか3位・ヤクルトともこれで5ゲーム差。12球団で最もクライマックスシリーズ出場から遠ざかっているチームは、今季も重いムードに苦しんでいる。

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