DDTの「アルティメットタッグリーグ」は15日の仙台大会で公式戦2試合が行われ、KO―D無差別級王者・秋山準(51)と大石真翔(42)の「準烈」が初白星を挙げた。
初戦(9日)でクリス・ブルックス(29)、アントーニオ本多(43)組に敗れ黒星スタートとなった準烈は、「ダムネーション」の佐々木大輔(35)、火野裕士(36)組と対戦。K―DOJO時代の後輩にあたる火野に先輩風を吹かせた大石だったが、ショルダータックルをかましてもビクともしない。秋山からの「先輩だろ!」というゲキもむなしく、敵軍につかまる苦しい展開が続いた。
それでも最後は秋山がエクスプロイダーとランニングニーを佐々木に決めてアシストし、大石がフジヤマニーロックで捕獲。元女子プロレスラー、美咲夫人の出身地で勝利を挙げた。
秋山は「とりあえず俺のスタミナを十分残した状態でやってくれた。リーグ戦に関してはこの人次第。この人がよければ勝つし、ダメなら負ける」と大石の体を叩き、23日神戸大会での樋口和貞(32)、坂口征夫(47)組との公式戦に目を向けた。