それでこそ虎の4番や!佐藤輝が猛打賞3打点「あすは絶対勝つ」

4番の貫禄漂う佐藤輝

阪神は、通算2000試合目となる記念すべきGT決戦(15日、東京ドーム)に3―5で敗戦。メモリアルゲームを落とし、2位巨人とのゲーム差は3・5にまで縮まった。

若き4番・佐藤輝明内野手(22)は獅子奮迅の活躍を見せた。この日だけで3本の二塁打をマークし、4打数3安打3打点。一人でチームの全打点をたたき出す活躍だ。

チームを背負う責任感も日に日に増している。「4番というポジションはランナーのいる場面で打席が回ってくることが多い。しっかりそれに向けて準備して(走者を)かえすことが仕事なので、継続してやっていきたい」と表情を引き締める。今カードはこれで1勝1敗。翌16日に控えた2001試合目の伝統の一戦へ向け「あすは絶対勝って、勝ち越して(甲子園に)帰る」と力強く言い切った。

打率は2割8分ジャストまで上昇。走攻守全てにおいて高いパフォーマンスを発揮し続ける規格外ルーキーが、仲間を鼓舞し、頂点へ導く

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