イブラヒモビッチが負傷で欧州選手権欠場 5年ぶりの大舞台復帰は夢に

ユベントス戦でイブラヒモビッチ(左)はC・ロナウドと競り合って存在感を示していたが…(ロイター)

スウェーデンサッカー協会は15日、FWズラタン・イブラヒモビッチ(39=ACミラン)がケガのため6月14日開幕の欧州選手権を欠場すると発表した。

イブラヒモビッチは9日の国内リーグ、ユベントス戦で左ヒザを痛めて途中交代。ACミランは15日に診断結果を公表し、手術の必要はないものの6週間の保存療法による治療を行うことを明らかにしていた。

これを受けてイブラヒモビッチはスウェーデン代表のヤンネ・アンデルソン監督に連絡を入れ、欧州選手権に出場できないことを伝えた。協会側は「早く元気になって、またすぐにピッチで会えることを楽しみにしています」と公式ツイッターに投稿した。

2016年6月の欧州選手権限りで代表から引退していたが、今年3月のW杯欧州予選のジョージア戦で約5年ぶりに復帰。決勝点をアシストし、存在感を示していただけに、本人にとってもスウェーデン国民にとってもユーロ欠場は残念なニュースとなった。

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