【ノア】GHC前哨戦は王者・武藤敬司に軍配 小川良成と「レジェンドタッグ」結成にも色気

丸藤(左)の動きを4の字固めで封じた武藤

ノアの15日、東京・後楽園ホール大会でGHCヘビー級王者・武藤敬司(58)が前哨戦で丸藤正道(41)と激突。「サイバーファイトフェスティバル2021」(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)でのV3戦を前に、王者の貫録を見せつけた。

試合は6人タッグ戦で行われたこともあり、両軍の攻防が激しく入れ替わる展開になった。その中でも武藤はグラウンドの攻防や閃光魔術弾、脚攻めなどで試合を有利に展開。最後は武藤が丸藤を足4の字固めに捕獲している間に、パートナーの小川良成も大原はじめに足4の字固めを決めてギブアップを奪った。

武藤は「何戦かタイトルマッチをしていて、実は正直スタミナに自信がついてきてるんだよ。その中で彼のスピードが気になっていたけど、そこそこ今日はついていけた気がする。あんまり過信はしないけど、まあ大丈夫でしょう」とニヤリ。

さらに故・三沢光晴さんのパートナーでもあった小川とのコンビに「三沢光晴がなんで横に置いていたか、感じることができた。かゆいところに手が届いているというか。今は無理かもしれないけど、遠い未来に小川選手と組んで、タッグのベルトとか狙ってみるのもいいんじゃないかって思いますね」と話した。好調をキープする大ベテランに死角はあるのか…。

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