ポール獲得のクアルタラロ、決勝でのコンディションに「スリックで走れればいいけど……」/MotoGP第5戦予選トップ3コメント

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 MotoGP第5戦フランスGPの予選がル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が会見に出席。予選を振り返り、決勝レースへの展望を語った。
 

■ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/予選:ポールポジション

2021年MotoGP第5戦フランスGP ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

「大変な日だったよ。フリー走行3回目の最初の走行では、すごくよかったんだ。コース上が濡れているほうが、走るのが容易だった。でも間もなく、コースが乾いていった。周りがどんどんタイムを上げていったけど、僕はあまり上がらなかった。だから、予選がドライコンディションでよかった。最初は最終セクターが走りづらいコンディションだったけどね」

「最終ラップは11コーナーで限界までプッシュして、かなり(限界に)近かったよ。
でも、ポールが取れたのはわからなかった。パルクフェルメに3台、バイクがあったから。
メカニックを見て(わかった)」

「スリックタイヤで行けるようなミックスコンディションでは、悪くないと思う。でも、レインタイヤで走らないといけないようなミックスコンディションでは……。僕たちのバイクは加速しない。ライバルのバイクの後ろでは、かなり苦戦する。もちろん、ブレーキングやコーナリングスピードの感じはいいよ。でも、路面が乾いていたら、けっこう大変だと思う。ほかのライダーはわからないけど、僕はバイクを素早く傾け、バイクをすぐに起こし、ポジションを守ることは難しい。かなりスピンしてしまう」

■マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/予選:2番手

2021年MotoGP第5戦フランスGP マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

「(集中するのは)すごく大変だったよ。残り1周のとき、コースコンディションもまちまちだった。でもうまくいった。2番手になれたんだ。フロントロウは僕の一番の目標だったわけだから」

「スピードはあると思うよ。フリー走行2回目では、ユーズドタイヤでいいペースを刻んだし、ユーズドタイヤでポテンシャルがあることもわかった。ウエットでも、ずっと感触はいい。今日は少し苦戦したけど、理由はわかっている。(明日は)集中して、すごくいいスタートを切ろうと思う」

■ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:3番手

2021年MotoGP第5戦フランスGP ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)

「(予選では)できるだけ早く、スリックタイヤから履き替えようとしたよ。コースに出て、Q1ではウエットだった路面を確認した。まだ濡れているけれど、セッション終盤に向けてスリックで走れるかもしれない、と思っていたんだ。でも、(コースに)出ていって路面がかなり乾いていることがわかったんだ。それで戻って、すぐさまバイクを乗り替えた」

「コースに出て4周くらいしたら、ポルが僕の後ろにいて、そのさらに後ろにファビオがいた。右コーナーを走っていて、1コーナーでスピンし始め、それから2コーナーは完ぺきにフロントを失ったよ。フロントタイヤの温度には苦しんでいたから、あまりスローダウンできなくて、温度を保とうとしていた。でも、彼らが言ったように、1コーナーから6コーナーのセクションでは、スピンしていた」

「その翌周、ファビオが僕に接近したけど、僕のブレーキングが早かったから彼はクラッシュするところだった。彼が僕を交わして、わかったんだ。グリップはまともな感じだったけど、その時点では、フロントはもう冷えていた」

「みんながタイムを上げていくとわかっていたから、さらにもう1周アタックしないといけなかった。なんとかファビオの後ろについていった。特に左側でフロントを失っていたけど、なんとか走り続けられた。そしてフロントロウを獲得したんだ」

「(この状況で正確に周回することは)とても難しい。今日のフリー走行3回目で、ウエットでのレースと同じような感じで走ってみた。バイクでいくつか試したんだけど、ブレーキングはかなりよかったと思う。でも5コーナーから6コーナーでは少しスライドしていた。
(バイクを)止めて旋回するのに何ができるのかわかっていると思ったんだけど、フロントが切れ込んでしまってうまくいかなかった。だから、そこで限界が何なのかを理解しようとしていた。コースから外れることなく、どのくらいプッシュできるのか、その限界を見つけた。そして、それはとてもはっきりしたものさしだったと思う」