【AT&Tバイロン・ネルソン】松山英樹は68で44位に浮上

松山英樹(ロイター=USA TODAY)

【テキサス州マッキンリー15日(日本時間16日)発】米男子ツアー「AT&Tバイロン・ネルソン」(TPCクレイグランチ=パー72)3日目、松山英樹(29=LEXUS)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算10アンダーで53位から44位に上げた。同じ53位からスタートした小平智(31=Admiral)が66で回り、通算12アンダーの25位に浮上。首位は通算20アンダーのサム・バーンズ(24=米国)。

先月の「マスターズ」でメジャー初制覇して以来の試合の第3ラウンドは、その「マスターズ」で2位だったウィル・ザラトリス(24=米国)とのツーサムでのプレーとなった。

そのザラトリスが4番パー3で3パットのボギーを先行させた直後の6番パー5で松山は、3打目のアプローチが入りかけるバーディーを奪う。

6、7番はボギーを叩くが9番で2つ目のバーディーを奪うと後半は猛チャージ。12番パー5は2オンに成功し、3メートルのイーグルチャンスは惜しくも逃したものの、楽々バーディーとすると、15番は5メートル。16番は10メートルのバーディーパットを沈める。

18番パー5も2オンさせてバーディー締めして「14番までは全部だめだったけど、上り(4ホールで)3つバーディーを取れたのでよかった」と振り返る。

メジャー2連勝がかかる来週の「全米プロ」へ向けて、最終日は「いい準備をして、いい形で終われるようにしたい」と話した。

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