【J1】川崎が22試合連続無敗の新記録 小林悠が明かす強さの理由とは

小林悠

J1川崎が16日の札幌戦(等々力)で2―0と完勝し、J1新記録となる22試合連続無敗を達成した。

川崎は後半4分にFW三笘薫(23)が先制ゴールを決めると、試合終了間際に途中出場のFW小林悠(33)が追加点となるゴールを奪い試合を決めた。

この日の勝利で川崎は、2020年11月25日のG大阪戦から続く無敗記録を22試合に伸ばし、2012~13年にかけて当時J1の大宮が樹立した21試合連続の無敗記録を更新した。

Jリーグで圧倒的な存在感を見せる王者川崎の強さはいったいどこにあるのか。エースとして長年チームを支える小林がその理由を指摘した。

「今、フロンターレは強いなと感じている。それは練習中から本当に競争が激しくて、毎回誰がベンチに入るのか監督が選ぶのも難しいくらい競争がある。ただ試合に勝っているから強いというよりも、チームとしての力が付いてきたと長くフロンターレにいて感じている」と小林は無敗記録を更新した札幌戦後に語った。日々の練習から激しいサバイバル競争が展開され、チームの底上げにつながっているというわけだ。

それは一人ひとりの実力もさることながら、意識の高さが根底にあってこそ。心技体すべてにおいてイレブンが充実している川崎の快進撃はまだまだ続きそうだ。

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