大谷翔平が今季初の3番 次回登板は日本時間20日に決定

エンゼルスは大谷翔平の次回登板が日本時間5月20日のインディアンス戦(エンゼル・スタジアム)に決定したことを発表した。この試合は3連戦の最終戦で、日本時間午前9時7分プレーボール予定となっている。また、日本時間5月17日のレッドソックス戦(フェンウェイ・パーク)には今季初の「3番・DH」でスタメン出場する。今季は2番に大谷、3番にマイク・トラウトが入る形が基本となっていたが、ジョー・マドン監督は今季39試合目にしてこの2人の打順を入れ替えた。

大谷は先発ローテーションの順番通りであれば日本時間5月19日のインディアンス戦で先発するはずだったが、マドンは大谷の疲労を考慮し、次回登板を先送りにすることを決定。アレックス・カッブが故障離脱しているため、日本時間5月18日のインディアンス3連戦の初戦にはパトリック・サンドバルが今季初先発し、翌19日の2戦目には大谷と順番を入れ替えてアンドリュー・ヒーニーが中5日で先発する。大谷は日本時間5月12日のアストロズ戦から中7日での先発ということになる。

インディアンスはチーム打率.209がリーグ14位、151得点がリーグ13位と得点力不足に苦しんでいるものの、不動の3番打者であるホゼ・ラミレスは大谷と並んでリーグ2位タイとなる11本塁打を記録。大谷とラミレスの直接対決には大きな注目が集まることになりそうだ。また、主に4番ないし5番に入って9本塁打を放っているフランミル・レイエスも要注意の存在だ。

大谷は投打同時出場の3試合も含め、今季スタメンに名を連ねた35試合のうち、1番に入った1試合を除く34試合は2番打者としてスタメン出場。3番打者としてスタメンに名を連ねるのは昨年8月7日(現地時間)のレンジャーズ戦以来である。昨季は3番に入った3試合で13打数1安打7三振(打率.077)に終わっているが、2018年は12試合で打率.347、6本塁打、13打点、OPS1.163、2019年も88試合で打率.280、17本塁打、56打点、OPS.826をマーク。今季初の3番スタメンでどんなバッティングを見せるか注目される。

日本時間5月17日のエンゼルスのスタメンは以下の通り。

(二)ホゼ・ロハス
(中)マイク・トラウト
(指)大谷翔平
(三)アンソニー・レンドン
(一)ジャレッド・ウォルシュ
(右)テイラー・ウォード
(遊)ホゼ・イグレシアス
(左)フィル・ゴスリン
(捕)ドリュー・ビュテラ
先発:ホゼ・キンターナ

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