【NBA】ウィザーズ八村塁が16得点 最終戦勝利でプレーインへ

16得点の八村(ロイター=USA TODAY)

16日(日本時間17日)の米プロバスケットNBAでワシントン・ウィザーズはレギュラーシーズン最終戦のシャーロット・ホーネッツ戦に115―110で勝利。8位となり、18日(同19日)に7位のボストン・セルティックスと「プレーイン」を行う。八村塁(23)は34分21秒出樹して、16得点、6リバウンドだった。

八村は第1クオーター(Q)の開始14秒で、フリースローライン付近から得意のジャンプシュートを決めてチーム初得点。次のプレーではマイルズ・ブリッジズ(23)にシュートをブロックされたものの、59秒にはドリブルで押し込んでのジャンプシュートを決めた。

勝ったチームが8位となる試合は第1Qを36―20とホーネッツがリード。だがウィザーズも第2Qは八村のスリーポイントなどで30―20と盛り返し、ホーネッツが6点リードで前半を終える。

東西両地区の上位8チームがプレーオフに進出する通常のシーズンとは異なり、今シーズンは6位までが自動進出。7~10位は「プレーイン」を行う。

ここでは7位と8位が対戦して、勝者はプレーオフに進出。敗者は9位VS10位の勝者とプレーオフ進出をかけて戦うことになる。

8位なら1勝でプレーオフ。初戦で負けても可能性が残るのに対して、9位だと2連勝が必要となるだけに大きく違う。

偶然にも直接対決の勝者が8位になる状況となった試合は第3Qにホーネッツが12連続得点し、90―79とリードして第4Qへ。

だがウィザーズは4分で追いつき、最後の3分間は無失点に抑えて逆転で勝利した。

ラッセル・ウエストブルック(32)は23得点、15リバウンドと10アシストで通算184回目のトリプルダブルとなった。

またトロント・ラプターズはインディアナ・ペイサーズに113―125で敗れ、12位でレギュラーシーズンを終了。右足首を痛めている渡辺雄太(26)は出場しなかった。

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