除草以外の役割にも期待 親子のシバヤギ命名

除草の手伝いに励む2組の親子シバヤギ

 佐世保市東部スポーツ広場で連日、除草の手伝いに励む2組の親子のシバヤギが「小夏」「小雪」、「キララ」「ミルク」とメーメー(命名)された。
 4月以降、天気が良い日は朝から夕方まで雑草を食べ続ける働き者。愛着を持ってもらおうと小学生以下を対象に名前を募集していた。137通の応募の中から覚えやすさを第一に選び、名前は親子ごとに漢字と片仮名で区別した。
 近くの園児らの声援も受け、4月下旬に生まれたミルクも既に戦力に。除草機の燃料を減らし二酸化炭素(CO2)排出の軽減に貢献する4匹だが担当者は「命の大切さを子どもたちに伝えたい」と除草以外の役割にも期待。

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